項目 | 小項目 | 年 | 内容 | 出典/参考資料 | 関連映像 |
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三越(仙台店) | 開店 | 1933年(S8) |
<前史> * 1930年(S5)6月、株式会社仙都ビルディング創設(東一番丁) * 1931年(S6)、三越仙台進出阻止運動(「仙台年表」P203) * 1932年(S7)8月、東一振興会と商業連合会、三越仙台店設置反対運動を展開 * 1932年(S7)8月18日、仙台進出阻止演説会(日比谷公会堂) ・ 三越進出阻止運動(昭和5年~7年)については、「番丁詳伝」P138~141に詳述あり ・ 三越店員を地元から採用が伝わると、300人の計画に対し、男女3500人の履歴書が出され、2月15日から8日間、市公会堂で採用試験実施 <東一番丁に開店> * 1933年(S8)年4月1日、三越百貨店(鉄筋コンクリート5階建、地下1階)、東一番丁北部の仙都ビルに開店 / 「三越の開店は風があったとはいえ、穏やかな春日和の四月一日、宣伝飛行機は開店ビラをまきながら大売り出しで始まった」 【「番丁詳伝」P144~145】 ・ 「三越開店前までは、東一番丁では初の商店街組織「北振会」が結成されていたが開発は遅かった。三越周辺は空き地が目立ち、桃季園病院の黒塀が20m程続き淋しいところで、夜は暗くまったく商売にならなかった」 ・ 「三越が開店して東一番丁は急激に商店が増えてくる。これまで、立町通り、虎屋横丁角までの人の流れもにも変化が見えてくる」 ・ 「開店当初の店内配置は、地下(食料品・家庭用品)、1階(化粧品・履物・薬品・紳士用品・帽子)、2階(紳士婦人子供服・傘・ハンドバッグ・靴・貴金属品)、3階(呉服)、4階(文化用品)、5階(和洋家具・小ホール)」 ・ 「開店時、ホールでの芸能披露、目玉商品、十銭均一売り出しなど記述あり」 ・ 「(仙台は)街行く婦人は着物姿、僅かにみられる男性の背広姿はツンツルテンのズボンであったから、東京から転勤した約30人の三越青年社員の東京仕込みの中折帽、編上靴、ステッキ姿は目立つ存在であった」 * 1945年(S20)7月10日、仙台空襲で、内部を全焼 * 1945年(S20)8月1日、空襲後の営業再開 * 1963年(S38)11月1日、新館新装開店 (地上7階、地下2階、屋上に3階の塔屋あり) * 1992年(H4)10月25日、三越増改築開店(三越・ABビルが竣工)/ 北隣の141ビルとの間に上空連絡通路を設置 |
「仙台年表」P203~204/「仙台市史10 年表」P279/「仙台市史 年表」P113/「東一番丁連合会創立五十周年」(平成10年発行)のP8~9/「重訂 宮城県郷土史年表」P420、P435/「番丁詳伝」P138~145 | 22-51、47-06、53-34、22-53、53-23、16-39、20-33/「目で見る仙台の歴史」P165 /三越の七夕飾りは20-22/仙台空襲焼け跡に立つ三越は35-14/「仙台クロニクル」(風の時編集部 2020年刊)P63(S38、新館)、P66(S38、新館) |
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