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東北振興/農村更生 1926年(T15)~1930年(S5)  ・ 東北は、1931年(S6)、1934年(S9)とつづく大冷害や、農業恐慌(生糸や米価の暴落)、1930年(S5)からの昭和恐慌が重なり、疲弊した苦難の時代が続いた
・ 「東北振興」が重要な政策課題となり、農村経済更生が叫ばれた
・ 「東北興業会社」(S11年秋創設)が中心となって諸事業を手掛けたが、1937年(S12)夏からの日中戦争拡大とともに先細りの傾向を示した

* 1926年(T15)12月18日、生糸相場が暴落
* 1928年(S3)、不景気で農村からの出稼ぎ増える
* 1929年(S4)10月24日、ニューヨーク株式市場大暴落、世界恐慌始まる
* 1930年(S5)、世界恐慌が日本に波及(昭和恐慌)、不況状態1932年(S7)頃まで続く
* 1930年(S5)3月3日、生糸大暴落、この日大正5年以来の最安値となる
* 1930年(S5)秋の豊作で農産物価格が下落
* 1930年(S5)、東北では「娘身売りの際は相談してください」と村の掲示板に張り紙が出される/農村には現金がなく、米との交換が始まる
* 1930年(S5)、農業大恐慌、全般的に繭、野菜などが大暴落、農家の負債700~800円に 
「宮城県百科事典」P754/岩波ブックレット「年表 昭和史」P7/菅家文英「生活の変わりようをみる昭和の年表」P6、P8、P10、P11、/「仙台市史 特別編4 市民生活」P356   
東北振興/農村更生 1937年(S12)~1940年(S15)  <日中戦争開始 1937年(S12)7月7日>
 戦時体制への移行とともに、東北振興計画自体が、「広義国防」の理念のもとに戦時経済の中に編成替えされてしまい、また財政支出も大きく削減されて、内閣東北局と東北振興株式会社と東北振興電力株式会社の2つの国策会社が残ったにすぎなかった(「仙台市史 特別編4 市民生活」P357)

* 1937年(S12)9月、NHK仙台、「東北振興講座」放送(17回シリーズ)
* 1937年(S12)12月、第二次農山漁村経済更生事業を実施(経済の安定と主食の増産を図る)
* 1938年(S13)3月31日、東北振興調査会官制廃止
* 1938年(S13)4月10日~5月31日、東北振興大博覧会(市制施行50周年記念、仙台市主催)(仙台年表P462) →<編者注>予定したがS14年開催予定に変更し、結局中止になった(仙台市史続編第1巻P10)
* 1939年(S14)6月1日、東北6県知事会議、東北振興問題につき協議
* 1939年(S14)6月6日、東北振興促進連合創立
* 1940年(S15)1月17日、仙台市会、東北振興促進役員会、工事誘致、区画整理組合の結成、釜房ダム建設を協議
* 1940年(S15)6月、東北振興連絡協議会組織す(6県総務部長、在仙官庁首脳部会議で)

  ~ 以後、各種年表に関連記事見当たらず ~ 
「仙台市史 特別編4 市民生活」P357/「宮城県百科事典」P754/「仙台市史 年表」P109/「仙台放送局60年のあゆみ」P11/「重訂 宮城県郷土史年表」P460、P468/「仙台市史10 年表」P292、P296/「仙台年表」P208/「仙台市史 続編第1巻(行政建設編)P10  20-33(昭和12年仙台七夕飾り物で三越の「東北振興」)/ 83-04(昭和12年仙台七夕の飾り物で東北貯蓄銀行の「東北振興丸」) 
東北振興/農村更生 1931年(S6)~1934年(S9)  * 1931年(S6)11月、東北大飢饉、冷害凶作で7割減の3分作
・ 宮城県で米減少率3%(と青森や北海道比べ軽かったが、)朝鮮半島や台湾など植民地から廉価な移入米が大量になだれ込んだこともあり、米価は低落の一途をたどった / 米の物価指数は、大正15年を100として、昭和5年が64.4,昭和6年が48.9 / 農家1戸当たりの平均負債額は、宮城県1180円(仙台市史 特別編4 市民生活」P356)
 ・欠食児童が増加、青森県上北郡で1300名中700名が欠食
 ・青森県上北・下北・三戸地方収穫皆無、人身売買が横行
 ・山形県のある村では、15~24歳の娘467人中110人が売られた

* 1932年(S7)、不況さらに深刻になり、官吏や教員の給料の遅配や減給も生じ、県下には税が納入されず廃村を決議した村もあると新聞などで報じられた(「仙台市史 特別編4 市民生活」P361)
・ 仙台周辺の農村では、地主の所有する小作地が多くなる(原町で54.1%、岩切46.3%、七郷42.3%など) / 市内の商業資本家たちがこれらの村々の水田を買い、不在地主になっていた(「仙台市史 特別編4 市民生活」P361)
* 1932年(S7)7月、欠食児童が激増/北海道10899人、青森県6107人、秋田県996人、岩手県3539人、全国で20万人
* 1932年(S7)7月4日、宮城県農村自力更生運動連盟結成(宮城県販売購買組合連合会、産業組合中央会宮城支会など14団体参加)
* 1932年(S7)、小作争議が各地で激化
* 1932年(S7)、農山漁村経済更生事業開始(昭和7年以降、毎年20ケ町村づつを指定して、経済更生特別指導町村となし、農山漁村の経済更生事業を実施す)
* 1932年(S7)12月、時局匡救事業として仙台に飛行場工事を起す(8年3月27日、霞目の仙台飛行場竣工、落成式)

* 1933年(S8)、農家は豊作となったが、豊作貧乏に泣く

* 1934年(S9)秋、台風・冷害のため大凶作となる(「仙台市史 年表」P107)
* 1934年(S9)の凶作、米減収率、岩手県56.4%、青森県46.4%、山形県45.9%、宮城県38.3%、福島県33.4%、秋田県25.6%(仙台市史 特別編4 市民生活」P356)
* 1934年(S9)、東北地方大凶作、娘の身売り増加(岩波P11)
* 1934年(S9)10月26日、仙台市、凶作による仙台市内窮民救済のため、市吏員、職員および市立学校職員臨時恤救金拠出規約を制定
* 1934年(S9)、婦女子の出稼ぎ(昭和9年、警視庁管下の調査)、宮城県では1万962人(芸妓228人、娼妓520人、酌婦1264人、女給643人、女中・子守3860人、女工3346人、その他1101人)(「仙台市史 特別編4 市民生活」P360)
* 1934年(S9)11月、東北地方大凶作で、女子出稼ぎ者は芸妓らを含め5万8173人(芸者2196、酌婦5961、娼妓4521、女給3271、女中15534、子守19244、女工1726、その他5720) / 秋田県横手駅、午後3時41分発の列車は「身売り列車」と呼ばれ、毎日女の子が銘仙に白足袋をはきマダラ化粧で発つ
* 1934年(S9)11月、NHK仙台中央放送局が、「農山漁村経済更生実績講座」(冷害対策として、14回シリーズ放送)
* 1934年(S9)12月26日、東北地方窮乏対策のため、政府が「東北振興調査会」を設置(S13年3月31日に廃止) 
「仙台市史 特別編4 市民生活」P356、P360、P361、P517~518/「宮城県百科事典」P754/菅家文英「生活の変わりようをみる昭和の年表」P12、P13、P14、P15/岩波ブックレット「年表 昭和史」P11/「仙台市史 年表」P106、P107/「仙台放送局60年のあゆみ」P9/「重訂 宮城県郷土史年表」P433  「仙台市史 特別編4 市民生活」P517(「宮城県に於ける経済更生運動の概要」表紙、パンフレット「自力更生」)/同P518(S9年、「東北地方の飢饉救援に関する全国農民組合総本部通達」) 
東北振興/農村更生 1935年(S10)~1936年(S11)  * 1934年(S9)10月19日、閣議が東北振興調査会(政府の諮問機関)設置を決定、12月26日公布(「仙台市史 特別編4 市民生活」P357、P519)
* 1935年(S10)1月10日、東北振興調査会総会(東京)
* 1935年(S10)1月11日、日本学術協会、東北振興考査会(学士会館)
* 1935年(S10)2月14日、東京で東北振興連盟創立
* 1935年(S10)2月15日、東北の凶作地で食糧難が深刻化
* 1935年(S10)5月、内閣に東北振興局(のち、内閣東北局と改称)
* 1935年(S10)7月17日、河北新報社創立40周年事業、「東北振興歌」「東北新民謡」募集
* 1935年(S10)8月、愛国婦人会など、凶作地の子女身売り防止運動はじめる/助けた女子、宮城県152人(支払額11000円)など、新潟含む東北7県の実数掲載(菅家年表P16)
* 1935年(S10)9月、東北振興調査会、特殊会社の必要性を政府に答申
* 1935年(S10)9月17日、仙台市郷倉条例公布
* 1935年(S10)、東北地方は2年連続の冷害(菅家年表P16)
* 1935年(S10)12月1日、東北振興号(河北年鑑)刊行(11年度版も発行)
* 1935年(S10)12月5日、仙台市、恩賜郷倉(おんしごうぐら)を7カ所に設置 / 郷倉は救荒備蓄のための共同倉庫
 / 「恩賜の郷倉」は、更生運動指定町村に、天皇の内帑金(ないどきん)の支出をもって建設された
* 1936年(S11)5月27日、東北興行株式会社法公布、同年10月7日、東北興行株式会社設立(勾当台通り)
* 1936年(S11)10月7日、「東北興業株式会社」が仙台に創設され、産業起こしがスタート

<東北振興第一期総合計画>
・ 1937年以降5年継続の計画策定(「仙台市史 特別編4 市民生活」P357)
 
「仙台市史 特別編4 市民生活」P357、P517~519/「宮城県百科事典」P754/菅家文英「生活の変わりようをみる昭和の年表」P16/「仙台市史 年表」P108/「重訂 宮城県郷土史年表」P447~449、P452、P454~455/「仙台市史10 年表」P285~287  「仙台市史 特別編4 市民生活」P519(泉区実沢に残る「恩賜の郷倉」、カラー) 

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多門師団凱旋
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男女共学
地価狂乱
乳銀杏
ちびっこ広場
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ツルヤ洋菓子店とカフェ・クレーン
デイケアー
貞山運河(貞山堀)
逓信関連
停電
出稼ぎ者相談所
テレトピア構想
テレビアンラジオ
テレフォンカード
電気開始(仙台)
電球
電信開始(仙台)
天神社
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天皇、仙台行幸
電力ホール
電話
電話開始(仙台)
土井晩翠
東一マーケットと中央マーケット
洞雲寺
灯火管制
東京オリンピック(昭和)
東照宮(仙台)
東部復興道路
同胞援護会
東邦生命ビル
東北学院
東北産業博覧会
東北自動車道
東北新幹線
東北振興/農村更生
東北大学
東北大学病院
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東北帝国大学
東北電力
東北本線
東北楽天ゴールデンイーグルス
東北歴史資料館
東北六魂祭
東北絆まつり
遠見塚古墳
特別調達庁
都市型CATV
特急はつかり
特急ひばり
トラックターミナル
名掛丁商店街
仲の瀬橋(広瀬川)
長町駅
奈良原式鳳号
西内楽器店
西公園(桜ケ岡公園)
西本願寺別院(東一番丁)
二十人町
日米野球
ニッカウイスキー工場
日本銀行
日本生命館
日本鉄道
日本農民組合
ネオンサイン
年賀郵便
年中行事(まつり)
乗合馬車
敗戦後の諸相・仙台
廃藩置県(仙台県誕生)
バカンス(流行語)
爆弾三勇士の歌
博覧会・フェア
芭蕉の辻
芭蕉の辻商館
芭蕉の辻の城櫓風建物
芭蕉の辻の洋館
バス
バスプール
バス優先レーン
支倉常長(記念碑/銅像)
発電事業
パテー館
花火大会
針久旅館支店(仙台駅前)
ハリストス正教会堂
藩祖政宗公三百年祭
藩祖政宗公の記念祭
東一番丁(商店街)
東一番丁大火
東一番丁百年祭大仮装行列
東二番丁尋常小学校
東二番丁通り(拡幅)
東日本大震災
光ヶ丘天使園
飛行船「雄飛号」
飛行大会
ひとにやさしいまちづくり条例
ヒトラーユーゲント一行が来県
日乃出映画劇場
ひらつか(東一番丁)
ビル建設
広瀬川の清流を守る条例
広瀬通り
広瀬橋(広瀬川)
プール
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富国生命館(国分町)
藤崎
フジビール
婦人参政権獲得運動
婦人の社会活動(戦後・仙台)
婦人標準服
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物価上昇
二日町大火
復興盆踊り
仏舎利塔
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文化勲章
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文化横丁
兵役制度
米軍進駐
兵事義会/銃後奉公会
ベガルタ仙台
ペデストリアンデッキ
ヘレンケラー女史
奉安殿
防空演習
ポケットベル
歩行者天国(東一番丁)
ホテル
歩兵第4連隊
歩兵第104連隊
本土決戦体制
政宗卿騎馬像
政宗卿平服像
松島座/パテー館/仙台日活館/仙台日活劇場
松島パークホテル
松永正敏中将
松原街道
マナスル登頂成功
丸光
満年齢
満蒙開拓
右側通行
水の森スケート場
三越(仙台店)
緑と花いっぱい運動
緑の団地条例
南町大火
南町通り(多門通り)
三原時計店
宮城学院
宮城教育大学
宮城県沖地震
宮城県会議事堂(明治時代)
宮城県旗の図案
宮城県弘報誌「みやぎ」
宮城県県民の森
宮城県護国神社
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宮城県スポーツセンター
宮城県青年会館
宮城県青年の船
宮城県第二総合運動場
宮城県庁舎
宮城県町村会館
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宮城県美術館
宮城県物産陳列場(芭蕉の辻)
宮城県物産陳列場/商品陳列所 /商工奨励館
宮城県武道館
宮城県民会館
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宮城県立青年の家
宮城控訴院(赤タイル庁舎)
宮城交通
宮城集治監
宮城電鉄
宮城野駅/仙台貨物ターミナル駅
宮城の塔(沖縄)
宮城野通り
宮城婦人会
宮沢の一銭橋
宮沢橋(広瀬川)
民生委員/児童委員
民間放送(仙台)
無線中継所
陸奥国分寺跡
陸奥国分尼寺跡
メーデー
メートル法
明治三陸地震津波
明治製菓
明治生命館
明治百年
名水百選
瞑想の松
名誉市民
盲人専用信号機
木材応召
木炭バス
文字・漢字の表記
森天祐堂
森徳座
杜の都の環境をつくる条例
杜の都の風土を育む景観条例
杜の都緑化基金
八木山開発
八木山球場
八木山橋
八木山ベニーランド
八木山遊園地
野球場
野草園
山火事
山形自動車道
闇市
やりなおし市長選挙
挹翠館 
郵便局
郵便馬車
郵便番号制度
ユニオンビール
ユネスコ協会
閖上大橋
養賢堂
用語(皇居と宮城)
用語(大東亜共栄圏)
用語(東亜新秩序と大東亜新秩序}
洋食屋
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