項目 | 小項目 | 年 | 内容 | 出典/参考資料 | 関連映像 |
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奉安殿 | 撤去指示 | 1946年(S21) |
【「日本大百科全書(ニッポニカ)」の用語解説】 学校に下賜された「御真影(ごしんえい)」や教育勅語など勅語類を安置する建物。天皇・皇后の写真である「御真影」と勅語の諸学校への下賜は1890年(明治23)に始まるが、その下賜数がしだいに増加するとともにその管理規定も厳重となり、管理の不行き届きは学校長などの重大な責任問題とされるに至った。「御真影」などは当初校舎内の奉安所に安置されていたが、学校の火事に際して「御真影」を守って焼死する校長などが相次ぐなかで、校舎から離れた地点に堅固な奉安殿を建設し、「御真影」などを安置することが大正期から始まった。奉安殿の建設は1935年(昭和10)以降全国的に実施され、「御真影」はますます神格視された。敗戦後、「御真影」は焼却され奉安殿は取り壊された。 ************************************** * 1946年(S21)7月4日、奉安殿の撤去を指示(教育民生部長通牒) * 1946年(S21)10月8日、文部省、教育勅語の奉読を廃止(菅家年表) |
「重訂 宮城県郷土史年表」P512/菅家文英「生活の変わりようをみる昭和の年表」P37 | 54-01、73-04 |
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