項目 | 小項目 | 年 | 内容 | 出典/参考資料 | 関連映像 |
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兵役制度 | 昭和年代(1) | 1926年(T15)~1941年(S16) |
<大正末期~昭和初期> * 1926年(T15)7月21日、1年志願兵及び1年現役兵服務特例公布(教練の検査とその合格者の在営機関短縮)(菅家年表)=「生活の変わりようをみる昭和の年表」 * 1927年(S2)4月1日、徴兵法を改正し兵役法を公布、現役期間1年短縮(菅家年表) <満州事変勃発 1931年(S6)9月18日> * 1931年(S6)11月10日、兵の名称改正(1等卒が1等兵に、輸卒が特務兵に)(菅家年表) * 1933年(S8)2月16日、特別志願士官制度採用(予備、後備からの志願)(菅家年表) * 1933年(S8)4月28日、少年航空兵制度実施、少年の志願兵に道を開く(菅家年表) * 1937年(S12)2月19日、兵役法施行令改正、徴兵検査合格基準を5cm緩和、視力、聴力の基準も引き下げ(菅家年表) <日中戦争勃発 1937年(S12)7月7日> * 1938年(S13)2月25日、兵役法改正、学校教練修了者の在営期間短縮の特典を廃止(菅家年表) * 1939年(S14)3月9日、兵役法改正公布、兵役期間延長(短期現役制廃止)(岩波)=岩波ブックレット「年表 昭和史年表」 * 1939年(S14)7月15日、少年戦車兵150名(15~18歳)募集を閣議決定(菅家年表) * 1939年(S14)11月11日、兵役法施行令改正公布、第一乙種は現役兵、第二乙種は補充兵、第三乙種を設けて第二補充兵へ(菅家年表)、短期現役制廃止(市史10 P297) * 1940年(S15)4月24日、陸軍志願兵令公布(岩波)(市史10 P298) * 1941年(S16)11月15日、兵役法施行令改正公布、丙種合格で第二国民兵編入者も召集へ/ 同日、朝鮮志願兵を募集、25万人が応募(岩波P18)(菅家年表P27) |
岩波ブックレット「年表 昭和史年表」P4、P16、P18、/【菅家文英「生活の変わりようをみる昭和の年表」P6~7、P12、P14、P18、P22、P27/「仙台市史10 年表」P297~298/「重訂 宮城県郷土史年表」P507 | |
兵役制度 | 昭和年代(2) | 1942年(S17)~1945年(S20) |
<太平洋戦争開戦 1941年(S16)12月8日> * 1942年(S17)3月、少年砲兵の志願兵を募集(菅家年表) * 1943年(S18)3月2日、兵役法改正、朝鮮に徴兵制(岩波)(菅家年表) * 1943年(S18)9月21日、兵役法施行規則改正、5年以前の徴兵検査の第二国民兵も召集、学生の一般徴兵猶予も停止(菅家年表) * 1943年(S18)11月1日、兵役法改正、国民兵役を45歳まで延長(岩波)(菅家年表) <学生・生徒の徴集猶予停止> * 1943年(S18)10月2日、在学徴集延期臨時特例公布(学生・生徒の徴集猶予停止)(岩波) 「法学、文学、経済など文科系学生の猶予を停止、満20歳になれば在学中でも出陣。学徒出陣は、深刻な指揮官になる将校の不足を補うためといわれる。定員14万2000に対して現役将校は3万4000にすぎず、残りは予備役将校で補っていた。中でも尉官(大尉、中尉、少尉)クラスは、戦闘で陣頭指揮をとるので戦死や負傷しやすい。政府は、高等教育を受け中学時代から軍事教練が義務づけられている学生を補充にあてようと考えた。 陸軍は昭和18年12月1日まで、海軍は12月9~10日に軍隊に出頭せねばならず、10月15日から11月5日の間に徴兵検査を受ける必要があった。」(「戦争のころ 仙台、宮城」P124~125) * 1943年(S18)10月21日、神宮外苑競技場で学徒出陣壮行大会(岩波) <徴兵年齢19歳に> * 1943年(S18)12月24日、徴兵適齢臨時特例法公布施行、徴兵年齢の1歳引き下げ、翌19年度に満19歳と20歳の者も受検することに改正 (岩波)(菅家年表) * 1944年(S19)10月16日、陸軍特別志願兵令改正公布(17歳未満の志願を認める)(岩波)(菅家年表) * 1944年(S19)10月18日、陸軍省、兵役法施行規則改正公布(17歳以上を兵役に編入)(岩波) / 防衛召集の対象が在郷軍人および国民兵役にある17歳以上45歳までの大部分の者にまで拡大された / 防衛召集は、空襲や撹乱を目的とした敵小部隊の上陸に備えるためのもの(ウィキペディア「兵役」) * 1945年(S20)6月1日、仙台市国民義勇隊結成(仙台市史年表) → 項目「国民義勇隊」参照 * 1945年(S20)6月22日、国民義勇兵法施行(男15~60歳、女17~40歳に義勇兵役の義務)(仙台市史10 年表) * 1945年(S20)8月15日、天皇、戦争終結の詔書を放送(玉音放送)、第二次世界大戦終る (岩波) <戦後> * 1945年(S20)8月21日、国民義勇隊を解散(菅家年表) * 1945年(S20)9月1日、仙台市国民義勇隊解散(仙台市史年表P113~114)) * 1945年(S20)11月17日、兵役法廃止 |
岩波ブックレット「年表 昭和史年表」P20、P21、P24/菅家文英「生活の変わりようをみる昭和の年表」P30、P31/「「仙台市史10 年表」P309~310/「仙台市史 年表」P113~P114/ウィキペディア「兵役」?/「戦争のころ 仙台、宮城」(石澤友隆著)P124~125 |
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