項目 | 小項目 | 年 | 内容 | 出典/参考資料 | 関連映像 |
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仙台座 | 開場 | 1890年(M23) |
* 1890年(M23)11月22日、「仙台座」開場 / 南町通・東四番丁角にできた仙台初の本格的劇場 / 木造平屋建漆喰塗、外観は洋風であったが内部には幅十間の舞台と桝席・桟敷・花道を持っていた / 歌舞伎、のちには新劇、映画も上演され、政談演説会場にも利用された * 1945年7月10日、仙台空襲で焼失 <仙台座で、仙台初の映画公開> (「仙台はじめて物語」P218~2019『活動写真』より) * 1897年(M30)、仙台座で、仙台初の映画公開 / 主催は東一番丁の白崎写真店主(白崎民治) (1)4月28日~5月8日 映写機は、フランス・リュミエールのシネマトグラフ / 人物や風景など、毎夜30分上映 / 入場料10銭、しばしば電気が切れたため、少年音楽隊の演奏でつなぐ (2)8月4日~10日(夜7時開演)「活動大写真会」 映写機は米国製ヴァイタスコープ / 入場料は大人8銭、軍人・学生4銭(当時、新聞1部が1銭2厘) / 「パリの風景や軍隊の行進」「衣装をさまざまに着替えて踊る少女」「日本美人の布ざらし」など100余本を毎晩取り替えて上映 / フィルムには部分的に赤、緑、褐色など彩色あり/ 7日には、第二師団将兵1600余人、9日に歩兵4連隊など1000余人が観覧 / 余興には音楽隊の吹奏や蓄音機で仙台芸妓連の唄を聞かせた / 事前に、円太郎馬車(乗合馬車)が旗なびかせ、賑やかな楽隊をのせて街を走り宣伝、各所でまいたチラシには「電気作用、活動着色大写真 発音器(蓄音機)付」と書かれていた |
「仙台あのころこのころ八十八年」P238、P239/「仙台市史 年表」P87/「目で見る仙台の歴史」P124/「重訂 宮城県郷土史年表」P308/「仙台はじめて物語」P218~2019『活動写真』 | 「市民の戦後史(仙台市)」P22/「仙台市史 特別編4 市民生活」P227(仙台座、M25年芝居番付) |
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