項目 | 小項目 | 年 | 内容 | 出典/参考資料 | 関連映像 |
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龍宝寺の木造釈迦如来立像 | 国の重要文化財に指定 | 1903年(M36) |
<仙台市HP「仙台市内の指定・登録文化財」より> 木造釈迦如来立像は,京都嵯峨の清涼寺にある木造釈迦如来立像(国宝)の模刻像である。清涼寺の釈迦如来像は,東大寺の僧ちょう然が宋に渡り,釈迦の在世中にその姿を生き写しにして製作されたと伝えられる印度伝来の像を模して造らせ,寛和3年(987)に日本に持ち帰ったもので,いわゆる三国伝来の霊像である。鎌倉時代にはこの像を模刻して信仰することが全国的に盛んになった。龍宝寺の釈迦如来像もこうした模刻像の一つであるが,原像に忠実に倣ったものであり,鎌倉時代の早いころの作とされる。なお頭部内側に大永3年(1523)の修理銘がある。縄紐を同心円状に束ねたような頭髪,胸部の同心円的な衣文(えもん)の表現,両股の部分のY字型の扱いによくその異国風の特徴がみられる。この像は,もとは栗原郡金成の福王寺にまつられていたが,元禄年間(1688~1703)に四代藩主伊達綱村の命によって龍宝寺に移されたという記録がある。ヒノキ材 寄木造 像高160.3cm (龍宝寺所蔵) * 1903年(M36)04月15日、国の重要文化財に指定 ・ 「龍宝寺」は真言宗御室派別格本山で、青葉区八幡4丁目にある |
仙台市HP「仙台市内の指定・登録文化財」 | 「市民の戦後史(仙台市)」P87 |
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