【解説】G-27-02 銃後のくらし

食糧不足やガソリン欠乏など、銃後のくらし(戦時中の市井の人々のくらし)が日々窮乏の度を深める中で、代用品使用や戦費調達のための貯蓄が奨励された。また金属回収 [16-71] により、街中からは銅像、梵鐘やポスト、金属製の看板や扉、柵などが取り払われ、家庭からも鉄瓶や釜など金属製品が回収され姿を消した。出征兵士見送り、戦勝祈願[16-06]、防空演習 [16-10] や訓練には、人々は集団(職場や地域ぐるみ)で動員された。

G-27-02の写真には、「銃後のくらしの諸相」がみられる

神社に戦勝祈願、ヒトラーユーゲント来仙 [19-01]、出征前の記念撮影 [60-09]、出征兵士を送る催し [28-02]、戦勝祝賀行列 [16-05]、民間から軍へ献納飛行機 [80-01]、防空演習 [16-69]、竹槍訓練 [16-08]、皇族妃殿下の御成り [35-02]、戦没兵への感謝献金よびかけ [16-68]、本土決戦にそなえ内地召集された兵たち [39-01] ほか。

<参照> 当サイト内「仙台よみとき用語年表」の項目「ガソリン切符制」、項目「戦時中の物資統制、使用規制」、項目「戦勝祝賀行事」、項目「軍用機献納」、項目「防空演習」、項目「国民義勇隊」
<参照> 当サイト内「仙台よみとき用語年表」で、 キーワード“金属回収”で検索、キーワード“竹槍訓練”で検索
<参照> 当サイト内「市民の思い出・時代の記憶集」の分類項目「G-6 戦時体験(銃後のくらし) 」、「G-4 軍都・兵隊相手の店」
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