分類項目 | 県庁と市役所界隈 |
タイトル | 宮城県庁、仙台市役所界隈(昭和26年) |
写真番号 | 20-04 |
場所 | 仙台市 |
映像内容 | 絵葉書「[復興の仙台] 定禅寺通り。縣廳所在地 中に圖書館を挟み市役所の建造物」を複写 / 仙台空襲(昭和20年7月)から6年後の復興状況(三越屋上から撮影) / 左手、白亜の尖塔があるのが仙台市役所(昭和4年竣工)、その右の仙台市電が走る勾当台通りを挟んで「宮城県図書館」(昭和24年2月再建)、その右手の風格あるビルは「宮城県庁」(昭和6年竣工) / 図書館と県庁の手前の広場は、空襲前はドームがある宮城図書館 99-091 があった。ここは 勾当台公園予定地だが、このころはまだ姿を見せていない( 07-01-02 (昭和30年か31年)では、勾当台公園が整備されている) / 手前の住宅群は、空襲後の戦後に建てられた |
撮影年代 | 1951年(S26) |
撮影年代判定根拠 | 絵葉書「復興の仙台」は昭和26年発行 / 絵葉書の漢字が旧字体 |
関連情報/参考文献 | 絵葉書提供者・渡邊慎也氏のコメント 「表小路・勾当台の高台一帯は、明治以降、地方行政の中心として整備されてきたが、戦災は数多くの木造建築物を灰燼に帰し、景観を大きく変えてしまった。 左手白亜の尖塔を持つ三階建ての建物は「旧仙台市役所」。中央、和風の美しい建物は、昭和24年2月移転再建した「宮城県図書館」である。ここは戦前、仙台藩の藩校『養賢堂』があった。その手前、広場のところには市電通りに面し『宮城県商工奨励館』(注:昭和10年2月に「宮城県物産陳列場」を改称)や宮城県図書館が威容を誇っていた。右手の風格あるビルは「旧宮城県庁」。なお、図書館奥に見える建築中の建物は、昭和27年2月開所した「仙台市消防本部。このころ、消防本部の望楼(仮枠上部)を越える建物は、市内に一棟もなかった。 仙台の代表的な景観となっている「定禅寺通り」や「勾当台公園」は、この頃まだその姿を見せていない。1・4・1ビルの地も、木造家屋群(手前)に埋め尽くされていた。「三越屋上」から撮影。」 <市役所、県庁界隈の写真(対比)> ・昭和8~10年頃 22-36 ・仙台空襲(昭和20年7月)の被害状況 53-45 (市役所の北西側の被害)、 35-11 (県庁南側の被害) ・昭和26年 20-04 、 22-37 ・昭和30~31年頃 07-01-01 、 07-01-02 、 07-01-03 |
備考 | |
カラー/モノクロ | モノクロ |
分類内の通し番号 | 2 |
画像ファイル名 | sendai5027 |