思い出・時代の記憶
F-5 市民の楽しみ | O.H. さん
時代 昭和10年前後 
関連する写真番号 99-018, 20-43 
<松島座と映画の思い出>
 私が小学生から中学生の1~2年までは松島座と称して、後に日活館と改名した。 当時、チャンバラ映画では、大河内伝次郎や山田五十鈴は助演級で、河部五郎、尾上松之助、尾上多見太郎の方が人気があった。 映画がはねると、隣の菅原こわめし屋で氷水を飲んだりした。 その隣は本屋でブロマイドを売っていた。 向いは白牡丹と谷井呉服店があってマネキンガールが出てました。
東一番丁(松島座付近 昭和初期)
99-018 | 東一番丁(松島座付近 昭和初期)
東一番丁通り(仙台パテー館付近 大正前半期)
20-43 | 東一番丁通り(仙台パテー館付近 大正前半期)
参考 【写真説明】
99-018 は、昭和3年~5年頃の東一番丁中部の街並み。 立町角(現・広瀬通り角)のやや南で、松島座の幟がある右側に映画館「松島座」があった。(戦後の「日活」のあたりになる)
20-43 は、 90-018 と同じ場所の大正前半期の様子。左側に「こわめしや」の看板と、「白牡丹」の旗がある。 右側の高い建物「パテー館」が大正8年7月に「松島座」と改称した。

編者注: 日活館と改称したのは、昭和7年12月。このとき一部改装して椅子席になった。
[参考]  「仙台映画大全集」、「東一番丁物語」(柴田洋平著)

 
 
情報提供者 O.H. 
 性別
 生年 1918年(T7)
 住所 青葉区 
 
ID 152 
分類 F-5 市民の楽しみ 
サブ番号 21 
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