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仙台七夕の飾り物 「出征将兵慰問隊」と「挙国一致」 (東一・大町角)
仙台七夕の飾り物 「出征将兵慰問隊」と「挙国一致」 (東一・大町角)

分類項目 七夕(戦前) 飾り物(2) 
タイトル 仙台七夕の飾り物 「出征将兵慰問隊」と「挙国一致」 (東一・大町角) 
写真番号 83-01 
場所 仙台市東一番丁・大町角
映像内容 絵葉書「(仙臺名物) 七夕祭 例年八月六、七日 東一番丁(飾物)」を複写
/ 昭和12年、七夕の飾り物は左(交差点の南西角)が「出征将兵慰問隊」 / 真ん中(交差点の北西角)が藤崎北売場の「挙国一致」 / 同じ時、藤崎北売場のはす向かいにあった「藤崎(西館)」(交差点の南東角)の七夕飾り物は「東洋平和確保」(扇に短刀)→ 写真 20-3183-03
/ 仙台七夕ひと月前の7月7日、盧溝橋事件を端緒に日本と中国は戦争開始、次第に戦線が拡大し、各地から若者が中国戦線へ続々と送られてゆく時代になってゆく
/ 右の道は東一番丁(ここから先が「東一振興会」)で奥が北方向 
撮影年代 1937年(S12)8月 
撮影年代判定根拠 写真 20-32 (昭和12年)と同じ飾り物「挙国一致」が写る
関連情報/参考文献 昭和12年に日中戦争が勃発し、当時満州に駐箚中だった仙台の第二師団と、この年に仙台で新たに編制された歩兵第104連隊(この年に復活した第十三師団の隷下となる)が、12年夏~秋にかけ中国大陸に出兵、市民の間では出征兵士のための千人針や慰問袋作りが盛んになる / また、この年8月、映画の巻頭に「挙国一致」「銃後を護れ」の一枚タイトルが挿入され、戦時色が強まってゆく時代だった
備考 <挙国一致>
1937年(S12)日中戦争勃発を受け、「挙国一致」「尽忠報国」「堅忍持久」をスローガンに「国民精神総動員運動」が開始された  
カラー/モノクロ モノクロ 
分類内の通し番号 25 
画像ファイル名 sendai7050 
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