H-2 戦後体験 | M.T. さん
時代 |
昭和20年7~8月 |
関連する写真番号 |
53-05 |
<焦土の街で、いち早くバラック店を再建、>
東一番丁にあった我が家「森天祐堂」は戦災で焼失しましたが、壊滅した瓦礫の街の中で、わが家はいち早くバラックを建て住みはじめ、商売を再開しました。 私はまだ女学校2年生でしたが、父(森権五郎)、母と私の3人で、焼け残った木材を集めたり、焼けトタンを叩いて延ばし屋根や壁にしました。
<米兵が好んだ 日本調のハンカチ>
バラック建ての店では終戦直後からボタンや針、ゴムバンドなどを並べて売りましたが、特に鏡、カミソリ、日本調の絹のハンカチ(舞妓さんや金閣寺の模様)が米兵たちに人気でよく売れました。
参考 |
[森権五郎さん手記より]
空襲の9日後、7月19日から親子3人でバラック造りにとりかかり、20日後に完成させた. |
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情報提供者 |
M.T. |
性別 |
女 |
生年 |
1930年(S5) |
住所 |
青葉区 |
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ID |
272 |
分類 |
H-2 戦後体験 |
サブ番号 |
5 |