思い出・時代の記憶
G-6 戦時体験(銃後のくらし) | K.M. さん
時代 昭和18~19年頃 
関連する写真番号 53-97 
<金属回収で消えた 公園の柵>
写真 53-97 の右に写る小さな公園の柵に2本ずつ渡してあるパイプは太い鉄の鎖だったような気がしますが、鉄の供出である時から無くなり、終戦間近(昭和19年頃)は木の棒が渡してあったのを見て悲しくなったのを憶えています。 公園のレリーフの下には水盤があり下の水槽に落ちる仕組みになっていました。 柵の太い鉄のくさりをくぐったり、またいだりして遊びました。
東北帝国大学(東北大学)理学部と金属材料研究所
53-97 | 東北帝国大学(東北大学)理学部と金属材料研究所
参考 編者注: 金属回収は金属類回収令により1941年(昭和16年)9月1日より開始、昭和18年8月に勅令改正で強化された。 天守台の政宗騎馬像、西公園の軍馬の銅像も対象となった。 寺の梵鐘、金属製の看板、家庭からは鍋釜など、街から家からあらゆる金属製品が兵器製造や軍需のために回収された。 
 
情報提供者 K.M. 
 性別
 生年 不明
 住所 青葉区 
 
ID 224 
分類 G-6 戦時体験(銃後のくらし) 
サブ番号 15 
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