思い出・時代の記憶
F-4 丹六 | 氏名記載なし
時代 昭和20年代 
関連する写真番号 20-08 
<戦災後の仙台駅前>
昭和21年5月に、6年ぶりに(戦地から)復員してきて、仙台駅前が(空襲で焼けて)、あまりに広々として何もないのにびっくりした。 街の輪タク、木炭自動車など、今では懐かしい風物です。

<丹六>
駅前にあった、カリントウ、甘納豆の安売りの店で、丹六は子供のおやつに重宝で、缶で買ったのを覚えています。

<闇市>
 駅に近い裏五番丁通りは、いわゆる闇市で、「かけご」や怪しげな「カストリ」を売っていました。
仙台駅前から青葉通りを望む(昭和26年)
20-08 | 仙台駅前から青葉通りを望む(昭和26年)
参考 【写真説明】(仙台駅前と丹六)
20-08 は、昭和26年の仙台駅前。 正面から奥へ向かう道は、開通から間もない青葉通り。 その右手前角が「丹六」、右端が「丸光」。裏五番丁のあたりが青葉通りとなった。

編者注: 「丹六」は仙台駅前(広場西側)にあった菓子店、人気があった。 駅前の「丹六」は明治34年の地図から駅前西側に確認できる。 大正末期は「丹六食堂」、昭和3年の写真では「丹六昼夜食堂」(市内唯一の24時間営業)、戦後は菓子の安売りで有名だった。 
 
情報提供者 氏名記載なし 
 性別 不明
 生年 不明
 住所 不明 
 
ID 120 
分類 F-4 丹六 
サブ番号
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