【解説】A-05  東西の道

【分類A-05】は仙台の中心市街地を東西に走る道路の写真。

北から、「定禅寺通り」、「広瀬通り」、「名掛丁・新伝馬町」とその西につながる「大町通り」、「青葉通り」、「南町通り」、JR東北本線東側の「二十人町」に分類した。

「広瀬通り」[22-22] と「青葉通り」[99-031] は、仙台空襲(昭和20年7月)で壊滅状態[53-71]になった中心市街地を東西に貫く幹線として、戦災復興事業で新たに計画され登場した道路。 「青葉通り」と戦後拡幅された「定禅寺通り」の欅並木は、杜の都を象徴する景観となった。

また、戦前からの主要な商店街「大町通り」と「名掛丁・新伝馬町」は、現在(1996年)は1本の連続した商店街「中央通り」として賑わいをみせる。

東北本線東側の「二十人町」は、戦前は第四連隊や片倉製糸工場が近く、兵隊さんや女工さん、近隣から身近な品を買いに来る客 [34-05] で賑わった。

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