分類項目 |
七夕(戦後) 仕掛物 |
タイトル |
仙台七夕の仕掛物 「よろづサーカス」(1) |
写真番号 |
77-14 |
場所 |
仙台市東一番丁(中央部) |
映像内容 |
よろづ園の「よろづサーカス団」 / 当時、日本でもよく知られたソ連のボリショイサーカスの向うを張って、仕掛物「よろづサーカス団」を展示 / 左から、猿の綱渡り、ウサギのブランコ、ライオンの火の輪くぐり、オットセイの曲芸、熊のラッパ吹き、象の旗振り(画面からはずれている)などを、綱と滑車を使って動かした / 中央のライオンの火の輪くぐりは、「今、火の輪をくぐりますから」と言って、向かって左隣の織姫がムチを打つと、ライオンの前上方の輪にめぐらした豆電球が灯り、ライオンの足が上がる仕掛けだった / 通行人たちが立ち止まるので、交通整理が出るほどの人気を呼んだ |
撮影年代 |
1958年(S33)8月 |
撮影年代判定根拠 |
<写真提供者からの情報> |
関連情報/参考文献 |
東一番丁の茶舗「よろづ園」の工場長・武田久吉さんの話(1996年)「仕掛け物は、先代の社長(一力友助氏)が毎年テーマを考えて、つくるのは私でした。 そう、完成まで3か月位かかりましたね。 これまで一番人気だったのは、昭和33年の“七夕サーカス”(この写真)です。 ちょうどボリショイサーカスが仙台にもきた年でしたもの、それは評判になりました。 ラッパを吹く熊、象の旗振り、猿の綱渡り、うさぎのブランコなど、綱と滑車で動くよう工夫しました。 特に「ライオンの火の輪くぐり」が喜ばれましたよ。 「ハイ、火の輪をくぐります」・・・といって、火の輪に電気をつけ、織姫がムチをピシッと打つと、ライオンの目が光って脚を上げる。 裏では、客の呼吸をはかりながら汗だくで操ったものです。仕掛け物をつくるのに3か月はかかりました、」 |
備考 |
店舗配置図 98-132 (昭和32年、東一番丁中央部)と店舗配置図 98-133 (昭和42年、東一番丁中央部)の道路上(西)側、左の大町角付近に「よろづ園」 |
カラー/モノクロ |
モノクロ |
分類内の通し番号 |
14 |
画像ファイル名 |
sendai8067 |