分類項目 | 働く牛馬 |
タイトル | 馬が客車を曳く「秋保石材軌道」(大正年間) |
写真番号 | 22-45 |
場所 | 仙台市郊外 |
映像内容 | 秋保石材軌道は、秋保石(凝灰岩の一種)と旅客の輸送を目的として大正3年末に長町~ 秋保温泉間で開業 / 長町~秋保温泉間16キロの線路上を、箱型の客車を馬が曳いて走った / カーブで馭者が吹く。ラッパの音から「トテ馬車」との愛称があった / この写真は客車に幕が張られ、5両も一緒に写るので、開業のデモンストレーション用に撮影されたものか / 大正14年6月、全線の電化と軌道拡幅が完成し電車となり、秋保電気軌道(通称、秋保電鉄)と改称 / 昭和36年5月7日廃止、最後の電車が市民に見送られて長町駅(始発駅)を発つ → 写真 22-09 |
撮影年代 | 1914年(T3)末 |
撮影年代判定根拠 | <写真提供者からの情報> |
関連情報/参考文献 | <秋保電鉄> →当サイト内「仙台よみとき用語年表」で、キーワード“秋保電鉄”で検索 <参考文献> 【「仙台きょうはなんの日」P201】 「大正3年12月23日、長町~秋保湯元間16キロの馬車鉄道が開通。一般にはトテ馬車と呼ばれ、縦3m・横2mの箱型の客車1両を馬がひいて線路の上を走った。料金は35銭、人が歩くのと同じくらいの速さだったという」 【「仙台年表」P189】 大正3年11月、秋保石材会社秋保長町間の馬車軌道を開く(仙台郷土誌。仙台市教育会、昭和8年) 【「重訂 宮城県郷土史年表」P353】 ・大正元年9月、秋保石材の採掘販売のため秋保石材会社設立、・大正2年6月、秋保石材軌道株式会社を設けて前合資会社の事業を継続す」 【「昭和史とともに 仙台市電 その50年」P187の年表】大正2年、秋保馬車軌道開通(長町~秋保温泉間) |
備考 | |
カラー/モノクロ | モノクロ |
分類内の通し番号 | 1 |
画像ファイル名 | sendai13093 |