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戦争末期、ボロボロの服の旧制高校入学生
戦争末期、ボロボロの服の旧制高校入学生

分類項目 服装・風俗(戦前) 
タイトル 戦争末期、ボロボロの服の旧制高校入学生 
写真番号 10-07 
場所 仙台市
映像内容 菅原光男さん(写真提供者)が旧制第二高等学校入学の日(昭和20年7月1日) / 大平洋戦争末期(翌8月15日に終戦)で、極端に衣類不足の時代だった / 帽子には旧制二高の校章「蜂のマーク」がついているが、服はボロボロの旧制中学の制服のままだった / 学生服の胸に縫い付けた布には、「名前と血液型」が書いてある
/ 昭和12年からの日中戦争が解決せぬまま、16年12月太平洋戦争に突入、物資や食料は欠乏の極に達した。 進学してもあらたな制服は入手できなかった
撮影年代 1945年(S20)7月1日 
撮影年代判定根拠 <写真提供者からの情報>
関連情報/参考文献 菅原光男さんの学徒勤労動員体験「戦時中、学生や生徒が軍需産業へ動員され兵器などの生産に携わったが、菅原さんは旧制佐沼中学4年生だった昭和20年1月、多賀城の海軍工廠へ同級生とともに動員された。20年3月卒業後も佐沼中実務科生として動員が続行され、同年7月の旧制二高入学の前まで続いた」(旧制中学校は5年間だが、戦時中は1年間短縮され、4年で繰り上げ卒業した)
備考 <参照> 当サイト内「仙台よみとき用語年表」の項目「学徒勤労動員」
<参照> 戦時中の学生生徒の工場動員の具体例は、当サイト内「仙台よみとき用語年表」の項目「戦時下の学園」 
カラー/モノクロ モノクロ 
分類内の通し番号 36 
画像ファイル名 sendai13038 
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