思い出・時代の記憶
G-5 軍都・兵隊相手の店 | T.H. さん
時代 昭和戦前期 
関連する写真番号  
<追廻で育つ>
昭和5年から追廻で育つ。 父が軍人で追廻の官舎に住んだ。  追廻には練兵場のほかに射撃場があり、小銃、機関銃、ピストル(拳銃)の射撃訓練の音が響いた。 日曜は休みなのに関係なくやっていた。 戦時体制に入っていたので、大橋を一般の人は渡さないことがあった(昭和15年ごろ)。 川から西は軍用地で一般の人は入れないことがあった。

<青葉城公園>
天守台に公園が出来たのは大正14年で、師団司令部の許可を受け、市?が借り受けた。(本丸跡には「招魂社」や「昭忠碑」もあったので) 大橋から本丸への道は、追廻経由と大手門経由の二手あり一般の人を通した。 大手門(師団司令部正門)には昭和初めには衛兵は立っていなかった。 城と師団のことは、「仙台城沿革」に載っている。
参考 ききとり(1996年4月10日)

編者注: 青葉城(仙台城)址は、東北鎮台が明治4年11月に仙台城二ノ丸跡に設置されて以来、太平洋戦争終結まで陸軍の用地だった。招魂社は、昭和14年に宮城県護国神社と改称。 
 
情報提供者 T.H. 
 性別
 生年 1924年(T13)
 住所 青葉区 
 
ID 206 
分類 G-5 軍都・兵隊相手の店 
サブ番号
思い出・記憶を印刷