昭和20年代の写真を5つに分類
敗戦から1か月後(昭和20年9月16日)に約1万の占領軍(米軍)が仙台と周辺部に進駐した。
写真は、国鉄仙石線で仙台駅につき、乗り換える米軍第11空挺師団。
空襲で焼失後、急ごしらえの駅舎。
切符を求め、少ない列車を待つ人々が駅前広場に溢れ、長蛇の列。
旧日本軍施設やビルを接収し、米軍キャンプや占領機関ができた。
空襲で家を失い、敗戦後働く場もなく、食糧入手もままならない日々。
進駐軍施設で働いたり、進駐軍相手の商売に活路を見出すなど、窮乏の中で進駐軍と折り合いをつけながら生き抜く市民たち。
焼け跡の整理、外地からの引揚者の世話、増えてゆくバラックの店、窮乏の中で高まる労働運動、混沌から生活の再建へ。