【解説】D-12-02  瑞鳳殿

仙台市経ケ峰にある藩祖伊達政宗公の霊廟で、本殿下の石櫃に束帯姿の政宗の遺骸が納められていた。建築群全体に桃山式の手法が色濃くのこされており、霊廟建築としては日光東照宮に次ぐと評価されていた。

経ケ峰には二代目忠宗公、三代目綱宗公の霊廟「感仙殿」「善応殿」もある。感仙殿は瑞鳳殿と同等に華麗なものだったが、明治初年に本殿を除いて取り壊された。

昭和6年12月に瑞鳳殿と感仙殿が、大手門、隅櫓ともに国宝に指定されたが、すべてが仙台空襲(昭和20年7月10日)で焼失した。

戦後、瑞鳳殿は昭和54年に再建。感仙殿、善応殿は昭和60年に再建されたが、戦前のとは形が違っている。


瑞鳳殿のホームページより要約

1636(寛永13)年、政宗公の遺命により、その翌年に経ケ峰に造営された霊屋(おたまや)で、本殿、拝殿、御供所、涅槃門からなり、桃山文化の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築として、1931(昭和6)年に国宝に指定されたが、1945(昭和20)年の戦災で焼失した。

現在の建物は規模、装飾ともに、焼失以前の瑞鳳殿を範とし、1979(昭和54)年に再建されたもの。平成13年(2001)に、仙台開府四百年を記念して大改修工事が実施され、柱には彫刻獅子頭を、屋根には竜頭瓦を復元し、創建当時の姿が甦った。

「仙台の散策」P118
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