仙台市街地東部の榴岡にあり、西の桜ケ岡公園(西公園)とともに仙台を代表する公園のひとつで、藩政時代からつづく桜の名所。
名所の釈迦堂 [99-134] が近く、戦前は隣接して陸軍歩兵第四連隊の兵営 [99-123] があった(戦後は旧四連隊跡地が一時米軍キャンプとして接収されたが、のちにここも榴ケ岡公園の一部となった)。
『仙台市史 本篇2』P373~374
「戦前期の公園平面図」[98-077] あり。「榴ケ岡(つつじがおか)は、藩政時代から、仙台の桜の名所。伊達綱村の時代に、園内に枝垂れ桜を植栽し、演劇を許し、四民遊覧の地とした。園内の桜は、大正13年12月、名勝に指定された。」
『仙台市史 通史編 8(現代1)』P528
→ 1968年(昭和43年)3月14日、枯死により「榴ヶ岡(桜)」の名勝指定は解除された。